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所長挨拶

興戸 正純

「安全・安心で、心豊かな、質の高い社会の創造」という、我が国の21世紀の重要・緊急課題の解決に向け、エコトピア科学研究所は、「もの、エネルギー、それに付随した情報の循環・再生と人間との調和を目指した技術開発やシステムの創造」等を切り口にした材料とシステム開発の研究を行うことが重要であると考え、2004年度、国立大学法人発足と同時に学内措置の研究機構としてスタートしました。また、2006年度からは文部科学省認可の附置研究所となりました。

本研究所の50名余の専任教員と特任の教員・研究者等の努力とお互いの連携活動によって日夜生み出されているその研究活動は、環境問題解決のための学際研究に留まらず、人間社会の持続のための科学研究としても期待を持たれていると自負しております。

また、その目的である豊かで美しい未来社会の実現のため、研究所では2014年4月より旧来の5つの研究部門を改編し、グリーンテクノロジーを標榜する3つの新しい部門と9つの新プロジェクトを立ち上げ、学内外の様々な研究分野の教員との連携研究プロジェクトを進めています。

さらに、2015年度は高度計測技術実践センターを設置しました。研究所内の超高圧電子顕微鏡施設と先端技術共同研究施設を核に、高度計測技術シーズと研究者を統合し、次世代を担う高度計測技術研究者、技術者の育成を図るものです。

また、2016年度から始まる第3期中期目標計画では、大学の強みを活かし特色ある研究所となるべく時代の流れに即したかたちで体制を強めていく予定でおります。


我が国は新成長戦略のための課題解決型国家を目指して、(1)地球温暖化(エネルギー)対策、世界最高水準の低炭素化社会の実現、(2)少子高齢化対策、健康大国日本の実現を揚げ、この課題解決のため、「グリーン・イノベーション」「ライフ・イノベーション」を戦略的なイノベーション分野として位置づけました。この二つの課題解決への道は、当研究所の目指している方向と正に一致しています。

上記の部門研究、連携研究および時宜にあった研究センターや施設の設置と世界に冠たる最新の計測装置などを総合的に活用して、本研究所は我が国の工学・理学分野のイノベーション戦略に貢献するように活動していきます。

エコトピア科学研究所の研究活動に、今後ますますのご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。



2015年4月

名古屋大学エコトピア科学研究所

所長 興戸 正純