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研究組織

  • 災害時のエネルギーセキュリティを考慮した「分散型エネルギーシステム」とANG低圧(10気圧未満)バイオメタン自動車に関する
    記者会見と走行を実施



8月27日(月)、名古屋大学ES総合館3階の会議室において、名古屋教育記者会に所属する記者を対象に、長谷川達也教授、荒木廣研究員、竹内一佐枝研究員が出席し、災害時のエネルギーセキュリティを考慮した「分散型エネルギーシステム」とANG低圧(10気圧未満)バイオメタン自動車に関する記者会見と走行を行いました。
会見では、NHK、中日新聞の記者など多くの報道関係者を前に、小型高効率分散型バイオメタンエネルギーシステムを開発し、生協の学食から出る生ゴミを原料にしてバイオメタンの生成を行っていること、生成したバイオメタンを低圧(10気圧未満)で吸着剤に吸着させて貯蔵する技術を開発し、発電、自動車用燃料などに活用していることについて、長谷川教授がスライドを用い、説明を行いました。
また、本システムが、生ゴミ(バイオマス廃棄物)を原料とした再生可能エネルギーシステムであり、インド工科大学デリー校と共同で2010年9月にインドの寺院と農村に各1基の小型バイオガスプラントを寄贈・設置する活動が行われたこと、加えて、災害に強い分散型エネルギー源として、地域の電力供給、輸送・加熱用燃料供給に用いることが可能であることから、インドやタイなど開発途上国との国際連携や、被災地復興支援及び防災対策に活用できるよう被災地の民間企業と共同で更に研究開発を進めていく予定であるとの説明もありました。
質疑応答の後、報道関係者は、ANG低圧(10気圧未満)バイオメタン自動車を実際に見学するとともに、自動車の走行シーンを撮影するなど、記者会見は時間にも及びました。
この模様は、当日夕方のNHKや民放の全国ニュースでも取り上げられ、長谷川教授の研究成果がより分かりやすく説明され、その後、研究室への問い合わせも殺到し、エコトピア科学研究所の存在意義も高まる結果となりました。

なお、本研究は、以下の関連するプロジェクト等のサポートを受け行われました。
1)バイオウェイストのリファイナリー型資源化 科学技術振興調整費アジア科学技術協力の戦略的推進(文部科学省)
2)低炭素・資源循環型社会システム構築に関する研究(エコトピア科学プロジェクト)
3)農産廃棄物からの効率的バイオガス生産 (グレーター・ナゴヤ環境分野海外研究者招へい事業助成)
4)東海地域における生物系未利用資源のカスケード型利用システムの構築(文部科学省)
5)インド農村における廃棄物エネルギー資源化技術に関する共同研究(平和中島財団)
6)豊川水系クリーンエネルギー資源活用調査業務 緑の分権改革推進事業委託業務(総務省)